始動

「コンテストはお祭りである」

「コンテストはお披露目の場である」

息子のスケボー先生からの教え


数ヶ月後に開催されるコンテストに向けての練習が始まった

ルーティーンを組んでもらい

メイク率の低いトリックも練習することになった


「自由に遊ぶ」スケートボードに「大会に向けて練習」という要素が加わったことで

7歳の子供がこの現実をどれだけ受け入れられるだろうか 


周りのお兄ちゃんお姉ちゃん達はコンテストに向けて猛練習

続々と遠方からも泊まりで練習しに来て日々切磋琢磨している


私は一切スケートボードができないから

スケーターの気持ちをわかってあげられない

7歳とはいえ私からしてみたら息子は立派なスケーター

彼の練習ペースを尊重したい

そして私には揺るがないポリシーがあって

「毎日楽しんで滑って欲しい」


「練習が辛い…」なんてあってはならない

「俺はただ上手くなりたいんだ」

この本人のシンプルな気持ちを死守することが私の役目


私には技を教えることなんて到底できない

だからせめて息子のモチベーションがキープできることに尽力したい


「スケボーは自由なんだよ」

「スケボーは友達と比べるようなものじゃないんだよ」

ある日息子が言った言葉が冒頭の教えにリンクする


「ねぇ!世界中のみんな!俺の滑りってすごくない!?かっこ良くない!?」

きっとそれ以上でも、それ以下でもない

この想いが上達の鍵な気がするよ



大丈夫よ

あなたらしく歩みなさい


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