己の在り方

                息子はもうすぐで2歳になります。

ということは、私の育児ももうすぐで丸2年ということになります。

長い?速い?長い?速い?

そんなことはどっちでも良くて、時間の速さなんて関係ないくらい濃密な時を過ごして来ました。


育児を通して何が一番考えさせられるかって、自分の在り方。

自分の感情ともろに向き合い、息子は自分の感情にもろに振り回され、自分の感情が合わせ鏡のように息子から返される。


私は決して気が長いタイプではなく、常に冷静でいれる人間ではない。

一度イライラスイッチが入ると、自分でもコントロールできなくなるほど、イライラが膨れ上がってくる。

どうしても感情的に怒ってしまう時がある。

それでも息子はそんな理不尽な母を許してくれる。

「ねぇ、いつまで許してくれる?いつまで母の横暴をやり過ごしてくれる?」

「いつまでも許してやると思うなよ。江戸の仇長崎で並みに忘れた頃にお返ししてやるからな!」

そう言われてもおかしくないだろう。


変わるなら今だ!

今の内だ!


育児は本当に我が心を叩き直してくれる。

「あんた気付きなさい。これがラストチャンスかもよ。」

たまに息子が仏様に見えてきて、そんなことを伝えてくれているような気がします。


育児に向き合う時間を与えられ、気付きをもたらされるチャンスをもらえた私は幸せなのだろう。

今の内に自分の根性叩き直そう!


息子よ、ありがとう。




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