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息子とジル

これは 息子とジルのツーショットアルバム ジルがこの世を離れた2018年のクリスマスに 幼稚園の行事の一貫で作ったんだ  当時息子は4歳 幼稚園の学年(?)で言うと年少さん 命あるものが死ぬと言うことに初めて直面した息子 ましてや、生まれた時からいたお兄ちゃんのような存在が… ジルの亡骸を見て、息子は泣かなかったと思う きっと当時の息子の心ではどのように対処して良いのか分からなかったのだろう ただその代わり息子がしたことは 幼稚園のお友達やママ達に淡々とこう言って回った 「あのね、こないだうちの猫が死んだの」って きっと息子なりにこの現実を受け止めようとしていたのかな… ジルがいなくなった後の日々のことはあまり覚えていない でも私は悲しくて悲しくて 私の方があまりこの現実を受け止められなかったかも でも、幼稚園のクリスマスイベントでプレゼントを作らなくてはいけないとなった時、 私はどうしても息子にジルのことを忘れないで欲しくて このアルバムを作ったんだ ジルが亡くなってから特に悲しみに浸ることがなかった息子だったけれど、 出来上がったアルバムを見て凄く喜んでくれたのを今でも覚えている そしてこのアルバムは今でも定期的に見返してジルとの思い出話に花が咲く 息子にとってジルとの暮らしは4年間 たった4年と感じるかもしれないけれど、 息子の心の中にはいつだってジルがいる 私から見ると、 息子には「ジルに愛された」と言う確固たる自信があるように見える この「誰かに愛された」と言う自信は 人間形成に於いて、とても大切な土台だと思う 生まれた時からそばにいてくれたジルは 息子にたった4年間でこの自信を植え付けてくれた 言葉は話さないけれど、 ジルはとてつもなく強い愛で息子と日々接してくれていたんだ あぁ、ジル あなたはやっぱり素晴らしい 息子は大人になったら絶対猫を飼うと言う いつか息子が結婚して子供を育てるようになったら ジルみたいな猫と出会って欲しいな そして、ジルのように深い愛を育んで欲しい あ、でも待って! 猫って9回生まれ変わると言われているよね だとしたら… ねぇ、ジル 私はあなたを忘れないよ 忘れたくないの あなたのクリームパンのような足も あなたのほわほわの毛も あなたの美しい目も あなたの柔らかい胸元の毛も そしてあなたのとても可愛らしい声も またいつ...

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